重心と姿勢の関係性!バレリーナの様な立ち姿になる鍵は足裏への意識|足裏イズム

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2012年11月14日
重心と姿勢の関係性!バレリーナの様な立ち姿になる鍵は足裏への意識

キレイな立ち姿になる鍵は足裏への意識だそうです。と、いうのは、足のどの部分に重心がかかるかで姿勢は変わってくるからです。また、それに伴い痛む場所がでてきます。これは一体どういう事なのでしょうか?足裏にかかる重心と姿勢の関連性をまとめてみました。当てはまるものがあるかも知れません。

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美しい姿勢は足裏の意識から!

バレリーナ

椅子に座った状態で姿勢を悪くしていると、『背筋を伸ばしなさい』と言われたことがあるのではないでしょうか?
確かに背筋に1本の定規を入れたかのように伸ばすと、“座っている姿勢”は良くなります。でも、立っている時の姿勢が良くなるという事はイコールではありません。
背筋を伸ばしたとしても、根本的に姿勢が悪いのであれば不自然な格好になります。

この姿勢の悪い状態は、必ずしも“だらけて背骨が伸びていない”と訳ではないのです。
むしろ、背筋を伸ばせないようなバランス感覚になっているという事もあります。
そして、その原因は地面と接している部分、『足裏』にあるのです。

当人には自覚症状が無いかも知れませんが、足の裏のバランスを調べるなら姿勢が良いか悪いか解ってしまいます。加えて、どのような姿勢で立っているのか。体のどこに痛みが生じるのかも全て解ってしまいます。
それ程まで重心は大切なのです。姿勢がよく、まるでバレリーナの様な立ち姿をしたいのであれば、背筋よりも足裏に意識を集中した方が良いのかも知れません。

重心だけですべてお見通し!姿勢のタイプと痛む場所

重心つま先タイプ

3d render medical illustration of the foot bone

足の指の付け根から指の裏にかけて、つまり『つま先部分』に重心がかかっている人は、お腹を突き出した立ち姿でしょう。『反り返ったタイプ』です。つま先に重心がかかってしまっている分、バランスを取ろうとしてお腹を突き出してしまいます。そのため背骨が極端に反り返ってしまします。酷い人は仰向けで寝た時に、自分の握りこぶしがスッポリ入るほど、地面と腰の間に空間ができる人がいます。
こういう状態の人は、腰に負担がかかるため『腰痛』が避けられません。

重心かかとタイプ

『かかと』に全体重がかかってしまう人は、背中が丸まった『猫背』ではないでしょうか。
かかとに重心が乗っているため、体は自然とバランスを取ります。膝を前に出し、その分背中を丸めます。当然そのままではバランスが悪くなるので、頭は前に出てきます。
こういうタイプの人は、腰のラインから首にかけて極度の曲線を描くため、『腰痛』『首や肩甲骨の痛み』が生じるでしょう。

重心片足タイプ

左右どちらかの足にのみ重心がかかっているタイプです。これは、足の長さの違いなどから生じてしまいます。こういうタイプの人は、体がどちらかに『傾いて』しまいます。
仮に、左足に重心がかかっているとしましょう。左足は重心がかかっている分まっすぐ伸びていますが、右足は体重がかかっていない分、常に軽く膝を曲げている状態になります。そうなると、骨盤や肩は曲がっている足の方に傾いてしまいます。でも、体としてバランスを取りたいので首を逆方向に傾けるでしょう。
このような姿勢では、曲げている方の膝に負担がかかり『膝痛』が起こります。さらに、伸びきっている方の『骨盤の痛み』や、傾いている方の『肩の痛み』が生じます。

重心左右非対称タイプ

片方はかかと、もう片方はつま先に重心がかかるタイプの人もいます。このような重心のかかり方だと体に『ねじれ』が生じてしまいます。まっすぐ前を向いていると思っていても、重心が左右非対称なので腰はまっすぐになりません。左右のどちらかが後ろに下がります。その分、体はバランスをとり、ねじれとは逆方向の肩を前に出します。
ねじれている状態は、腰にかかる負担が大きいので『腰痛』に悩まされるでしょう。

重心外側タイプ

足裏の外側に重心がかかるという事は、自ずと膝が開いてきます。というのは、外側に重心のかかった状態で足を閉じる事はできないからです。その為『O脚』になります。O脚になると、膝への負担がかなり大きいので、『膝痛』はつきものになってきます。

重心内側タイプ

足裏の内側に重心がかかるので、膝が内へ内へとよってきます。『X脚』です。X脚は膝への負担は勿論の事、股関節や腰にも負担がかかります。その為、『膝の痛み』『股関節の痛み』『腰痛』になりやすいです。

痛みを生じさせない理想的な重心

ここまで見てきたように、足裏の重心が違うだけで体には様々な症状が出るという事が解りました。姿勢の悪さだけではなく、痛む場所も変わってきます。
と、いう事は、重心をしっかりとれれば痛みを軽減させ、美しい立ち姿につながる事になるでしょう。
では、どこに重心をかければ良いのでしょうか?
意識する場所は『かかと』『親指の付け根』『小指の付け根』の3つです。
ここに均等に重心がかかるようにするなら、自然と背筋が良くなります。体の中心ラインが揃うので、まるでバレリーナの様な立ち姿になる事ができるでしょう。

著者:天地佑樹

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