足裏の最大の悩み！？足の悪臭を排除するには
一日中働き詰めで疲れ切った体を労わるためのマッサージ。肩、二の腕、太もも、ふくらはぎと上から下へ降りていき、いよいよ足裏と手を伸ばした時に感じる違和感。
足を顔に近づけた時、強烈な臭いが鼻を直撃して顔をそむけてしまったという経験をしたことはありませんか？
頭寒足熱というように足は温めた方が血行が良くなるものですが、暖め過ぎると刺激臭を伴う悪臭を放つようになってしまうのです。
足の臭いを断つにはどうしたらいいのでしょうか？
足から出る悪臭の原因は？
足からの臭いの原因は、皮膚などについた雑菌やバクテリアです。これらの雑菌やバクテリアは足からでた汗に含まれる皮脂や垢を食べて活動・増殖しているのですが、皮脂や垢を分解することでアンモニアや酢酸などの強い臭いを伴う物質を発生させているのです。
足は靴・靴下・ストッキングなどで二重三重に包まれているため温まりやすく、すぐに汗を掻いてしまいます。適度な温度と水分がある足裏は雑菌やバクテリアの繁殖に適した環境になり、悪臭を放ってしまうのです。
足の臭いを除去するには？
足の臭いは腋臭や口臭と違って、あまり周りの人には気づかれにくいものです。しかし、腋臭や口臭と違って自分でもはっきりとわかる悪臭が感じられるため、辟易してしまうものです。
どのような方法を使えば、足の悪臭を除去することが出来るのでしょうか？
足を除菌する
足の臭いを元から絶つには、原因となる雑菌やバクテリアを除菌するのが一番です。
コップ一杯程度の酢を入れたお湯で30分ほど足湯をする、除菌ジェルや殺菌用アルコールを足に塗る、ミョウバンを水に溶いたものをスプレーで吹き付けるといった方法が有効です。
また、除菌効果のある銀を繊維に加工して折り込んだ除菌靴下や中敷きなども足の臭い対策になります。
足・靴を消臭する
足からの臭いは靴下をすり抜けて靴にまで浸透してしまうことがしばしばです。その為、玄関が靴から漂う悪臭で嫌な臭いに包まれてしまうことも少なくありません。
帰宅したら除菌・消臭スプレーで足と靴をしっかりと消臭しておくことも臭い対策の一つです。
また、「靴に十円玉を入れておくと臭い消しになる」と言われていますが銅イオンの消臭効果はピカピカの十円玉でないと発揮されないため、財布に入っている茶色にくすんだ使用済み十円玉では効果はないものと考えた方が良いでしょう。
重曹を使う
台所などの掃除に人気を博している重曹も、足の臭い対策に使える優れた消臭効果を持っています。
ストッキングなどに詰めてシューキーパーとして靴の中に入れておけば、嫌な臭いを取り去ってくれます。
面倒な時は直接靴の中に重曹を入れて、数回振ってから捨てるだけでも効果があります。直接靴の中に入れた時は重曹が残らないように綺麗に叩き落とすようにします。
また、大さじ2・3杯程度の重曹を溶いたお湯で足湯をするのも臭い対策に効果的です。重曹はアルカリ性なので、酸性の雑菌やバクテリアを殺菌する作用があるのです。