ブーム再来「足裏樹液シート」
むくみ・足の疲れが増える夏、楽天リラックス・マッサージランキングで「足裏樹液シート」は、上位を独占しました。
100均でもお手軽に購入できるということもあり、足のつかれ、むくみに悩まされている人にとって興味深い商品だと言えるでしょう。
しかし、この足裏樹液シート、本当に効果があるのでしょうか?
疑問に感じた人により様々な実験が行われています。
私も色々と試してみました。その結果をお伝えしていこうと思います。
足裏樹液シートに効果があるの?
足がむくみやすい・夜眠れない・そして寝つき難い、そんな日が私には多いです。
そんなツライ日々を解消するために、色々な方法を試してみました。
そんな私が足裏樹液シートを使ってみたところ、効果が感じられました。
足の熱っぽい感じがなくなり、寝つきが良くなり、快適な睡眠をとることができたのです。
毒素が抜けると言う噂は、本当か?
足裏をマッサージした際に違和感や痛みを感じます。あの、「ゴリゴリ」という感触。覚えはありませんか?
そのゴリゴリの正体は足裏に蓄積された「老廃物」。一般的にはこれらが毒素と認識されています。
老廃物の成分は、
アンモニア、尿酸・乳酸・炭酸・リン酸・水素イオン・死んだ細胞・死んだ血液・薬品等の科学成分等。
しかし、これらの老廃物を毒素とするなら、足裏樹液シートを使っても毒素の排出は行われない、と言えます。
なぜなら、数か月、足裏樹液シートを利用してみましたが、排出されるのが老廃物であるならば、あの「ゴロゴロ」がなくなるはずです。
しかし樹液シート使用後も「ゴロゴロ」が改善されることはありませんでした。
つまり、この結果から、抜けると言われる毒素は老廃物ではないと考えられます。
足裏の汗の特徴 シートがドロドロになる理由
では、足裏樹液シートがドロドロになるのは、どうしてでしょう?
ためしに、足裏樹液シートと小麦粉シートを両足に張り眠ってみたところ、両足とも汗で「ドロドロ」になります。
暑い日に、足の膝裏リンパ部分に足裏樹液シートと小麦粉シートを張ってみるとどうでしょう?
小麦粉シートのみがドロドロになり、足裏樹液シートの方は水分を吸っただけの状態でした。
このような様々な実験の結果。
足裏樹液シートは、足裏、手のひらで利用しなければドロドロにはならないのです!
では、足裏から毒素を排出していると言う噂は、本当なのでしょうか?
一般的に汗は、体温調整を行うと言う使命のために出ており、その際に出る汗の成分は、水分と塩です。
しかし、足裏では体温調節を行うための汗をかくことはありません。
ドロドロの原因の血液成分は尿素・塩素・カルシウム・マグネシウム・乳酸・ミネラル等です。
これらに共通する特徴には、酸性物質でありコレにより化学反応をおこしシートが「ドロドロ」と黒っぽく変化します。
樹液シートの効果にあるストレス解消とは?
足裏から汗を出すために、足裏樹液シートは不快感を与えているのでしょうか?
確かに、足の裏にシートが張られている状態はストレスを感じなくもありません。
しかし、わざとストレスを感じさせることで汗を出させることが良いことでしょうか?
足裏に反応するストレスとは?
- 周辺の環境に変化を感じた時
- 緊張した時
- ビックリした時
- 痛みや刺激、気温に不快を感じた時
- 不快を感じた時
- 病気がある時
これらの不快感によって、通常1日平均コップ1杯の汗が両足から出ると言われます。足裏樹液シートには特別な発汗作用はないでしょう。
ストレス解消の効果があるとするならば、一緒に配合された竹酢・トルマリン等の効果によってなんらかのストレス解消が行われているのかもしれません。
樹液シートの効果とは?
足裏樹液シートで効果を感じる人がいる理由は何故でしょう?
プラシーボ効果だと言う人もいますが、実際はどうでしょう?
寝つきが改善される足裏樹液シート・改善されない足裏樹液シートをくらべてみると差がわかります。
配合されている成分により、効果が変わってきているのです。
効果がある樹液シートには、炎症を抑える、血行を促進する等の効果がある成分が非常に多く含まれています。
樹液シートその正体は?
精神性発汗の特性を利用し、「ドロドロ」状態で効果を可視化し凄い効果がある!と感じさせ、血流を促すための効果があるシートと考えると良いでしょう。
利用した人が、足から毒素が排出された!という言い方をしますが、あくまで噂が一人歩きした結果なのです。
商品には快適な眠りを促進し、むくみが解消されると書かれたものがほとんどです。
自分にあった商品選びを
足裏樹液シートに効果があるか?と言われれば、あります。
「ドロドロ」が嫌いだと言う人は、サロンパスやシップ等でも同様な効果を得る事ができるでしょう。
自分にあった商品を選び、快適な睡眠をとることで健康的な日々を迎えて下さい。