脳と足裏の密接な関係
認知症やアルツハイマーなどの記憶に関わる病は、日ごろから頭を使う事によって予防効果を高めると言われています。何故だと思いますか?頭を使えば、血流が脳へと循環し、予防効果になるためです。この血液循環の悪化は、その原因の80%は足裏と言われており、足裏を見れば血流状態が分かります。
足裏のチェック方法
足裏の乾燥は、血行不良や加齢による代謝低下や、古い角質が蓄積されることなどが原因となって乾燥とひび割れが起きます。
足裏の色は何色ですか?
足裏が紫色をしている時は血行が悪く、老廃物がたまっている状態です。健康な場合は赤っぽいピンクをしています。
これらのことをチェックして、血流の状態が悪いと分かったら是非改善を行ってください。
血液循環の改善方法
重力の影響で老廃物は足裏に蓄積され、血管を圧迫します。血液循環を回復させるためには、足裏の老廃物を揉みつぶし排出することが必要になってきます。 足裏の老廃物とは?原因は下記の通りです
・アンモニア
・リン酸
・尿酸
・石灰沈着物
・水素イオン
・細胞の残骸
・血液成分の残骸
・体内に溜め込み排泄されず古くなった水
・薬品等の科学成分です。
「ゴリゴリ」は、これらの老廃物が固まっていることもあれば、筋肉のコリが原因の場合もあります。足裏にサロンパスやシップを貼る事で得る刺激が気持ち良ければ、それは筋肉のコリと言えるでしょう。
老廃物を揉み潰し・砕き・削り小さくする事で、リンパに流しだし排出してください。
足裏の老廃物を出せば脳は活性化する
老廃物を体外に排出する際には、足裏をよくもみほぐす事が必要になります。全体的に「ゴリゴリ」の無い柔らかな足裏になれば、血液の循環は良好に行われていると言えるでしょう。足の親指は脳に対応する反射区が多く集中していると言われます。もむ事で脳の状態を知る、それと同時に、脳への刺激を与えることで活性化させます。
認知症を含め脳に不調を持っている方は、脚の親指が固くなります。普段から足の裏マッサージを続けている人は、親指が固くなりだした際には注意してください。
血液は重力によって足に滞りがちになりますが、正しい姿勢で歩けば、足裏からふくらはぎ、太もも、全身へと血行やリンパの流れを潤滑に流します。ウォーキングは、血液の循環に最適な運動といえるでしょう。
普通に歩くだけでも良いのですが、ツボ押し効果を期待できるように、ビーズなどの小さいものをテープなどで足裏のツボ部分に貼り、ウォーキングをすることで適度な刺激を足裏に与えることができます。
血液循環と認知症・アルツハイマーの関係
血液の循環でなぜ、認知症やアルツハイマーが改善されるのでしょうか?それは、病気の事を知って頂ければわかるでしょう。認知症・アルツハイマーの症状
認知症・アルツハイマーの症状は、共通しており、主な症状は下記の通りです。・理解力や判断力の低下
・実行機能障害
・感情表現の変化など
認知症・アルツハイマーの原因
認知症は、脳への血流が不足する事で脳に水がたまり、異常なタンパク質が脳にとどまることで、脳が萎縮します。そのため、神経伝達物質が減少し脳機能が低下します。 アルツハイマーは、脳への血流が不足する事で脳全体にタンパク質が蓄積、脳の神経細胞が変形・脱落し脳が萎縮します。このような血液循環が問題となることで起こる病は様々あります。脳梗塞、脳卒中、脳に関わる病のほか、日常的な片頭痛も血液の循環を良くする事で改善がみられます。
血液循環の悪化が招く病等の人には、足のムクミがあると言う人がほとんどです。足のムクミが取れないと言う人は、改善のため足裏マッサージを試してください。
足裏マッサージの有効性
認知症に関しては、足裏マッサージはリハビリにも使われ予防方法としてかなり有効です。しかし、アルツハイマーに関しては、脳血栓等の病気が引き金になる場合もあり、絶対防げると言う訳ではありません。
認知症なのか?アルツハイマーなのか?個人の判断ではわからない事も多いです。記憶に障害がみられる、状況判断が出来なくなった等の症状に悩まされた時には、病院の診断を受けてください。アルツハイマーの場合は、進行を遅らせるための薬物療法がおこなわれます。