いいですよ青竹踏み。
一人暮らしを始めてから、習慣的にやっていた青竹踏み(私は百均のイボ付きのプラスチックのですが)をやっています。
特に意識していませんでしたが、ブルーバンブートレッキング(適当)について調べれば調べるほど「なるほど私が口内炎の治りが異常に遅いこと以外は健康なのは青竹踏みのおかげだったんだ!」と再認識しました。
今日はそんな青竹踏みについて、ご紹介します。良かったらメモしてシェアしてってください。
足と健康は紀元前から注目されていた
リフレクソロジーは「体の特定部位への刺激が特定部位の改善を促す」という現象を活用した治療・健康法であり、反射療法と呼ばれます。
青竹踏みへと続くリフレクソロジーの歴史は古く、なんとエジプト文明の最初期の壁画にその姿が残されています。
その後、リフレクソロジーは、インドや中国で独自の発展を遂げ、日本に伝わったのは980年の平安時代の事。
そこで足裏を刺激する方法として『青竹』が用いられるようになり、そこから1000年以上にもわたり、手軽に足裏をマッサージする方法として青竹踏みが行われ続けてきました。
体に良い事尽くめの青竹踏み
これほど長く青竹踏みが行われてきたのには、確かな効果があるからにほかなりません。
足の血行が良くなる
なんといってもマッサージ効果による血行促進を忘れてはいけません。
心臓から最も遠く、常に重力の影響を受けている足は血行が悪くなり、老廃物が溜まっていきます。
実はこの老廃物が、コリやしこりといった原因であり、痛みの正体なんです。
体が元気になるには、酸素と栄養が欠かせませんが、血流が悪ければ必要な場所に、必要な物がとどきません。
これなら不健康にもなるというものでしょう。
これら老廃物を流すことで、体は本来の正常な機能を取り戻していきます。
「いいから歩けよ」ってことでもあるのですが、部屋での青竹踏みは読書やドラマを見ながらもできるのでオススメです。格ゲーをしながらはオススメしません。コンボを失敗します。
むくみが取れる
むくみの原因は、血管やリンパ管に溜まっている水分や老廃物。
血行を良くし、老廃物を流すだけで、すっきりとした足を取り戻すことが出来ます。
足の疲れが解消する
血液と共に疲労回復に必要な酸素や栄養がたっぷりと運ばれてきます。
ただ足を動かない時より、マッサージをした時の方が疲労回復効果が高いのはこの為です。
冷え性が改善される
マフラーが温かいのは、首筋に受ける冷たい風を防ぐことよりも、大量の血液が流れる首筋を暖める事で、温かいままの血液を全身に送ることが出来るからです。
末端にある足は、外気の影響を受けやすく血液の温度が低くなります。その冷たい血液がずっと足に溜まっているのですから、冷え症になってしまうのは仕方がないというもの。
血行が良くなると、血液が冷える前にどんどんと温かい血液が送られてくるので、足の冷え性が治るだけではなく、血液の温度を全体的に底上げする事にもつながりますので、気付くと全身がポカポカしています。
足つぼを刺激して体質改善
足のツボを刺激するのが、健康にいいことは有名ですね。
ただ、自分で押しても何も感じない、逆に痛いだけで気持ちよくないという経験はありませんか?
それは、押す場所か押し方のどちらかを間違っているのではないでしょうか。
痛さを通り越して気持ちよくなってきたら、それは貴方がMなだけなので、見極めは重要に。
青竹踏みは、マッサージをするようにツボを刺激してくれますし、力が弱くてツボを押せなかったり人でも体重をかける事で十分な刺激を受けることが出来ます。
ダイエット効果に期待
ダイエットと聞くと体重や脂肪を減らすことに注目しがちですが、それも『痩せやすく、太りにくい体』があってこそ。特に、何度もリバウンドを繰り返している人は、内臓にダメージが蓄積されているのかもしれません。
消化器系のツボを刺激する事で、衰えた内臓が元気になりますし、同時にお通じも改善されるでしょう。
たけのこも、便秘にオススメです。
「親子ともども人間のお通じにオススメられている竹の気持ちはいかに」って感じですね。
不妊の現場でも使われる青竹踏み
体中のツボが集まっている足裏ですので、ホルモンや子宮のツボを刺激する事で良い影響を与えることが出来ます。
とりわけ子宮内膜への効果が高いので、毎日1時間を続けていたら改善されたという事も少なくないようです。
また妊娠しにくい特徴として、骨盤内の血流が悪く臓器が冷え切っている場合が多いようです。
青竹踏みの血流改善効果は、当然この骨盤内の血流も良くしてくれます。
作る時じゃなくて、出すときの話ですが姉が出産臨月のとき、なかなか出てこなくて母親が「竹踏みなさいよ」と言ってたが「滑って転んだらどうするの」という言い合いを「どーでもいー」と思いつつ聞いていた高校生時分を思い出します。そんだけですが。
青竹踏みのやり方
ただ、ふみふみするだけでも気持ちいい青竹踏みですが、ポイントを抑える事で最大限の効果を発揮することが出来ます。
より中毒性を高めるためのメソッドをご紹介します。
水をたくさん飲む
青竹踏みを行う事で、血流とリンパの流れが良くなります。
そうなると今度はおしっことして流す必要がありますので、水分が必要になってきます。
ただし短時間で大量の水を飲む必要はありませんので、1日1リットルが目安となります。
『痛い』なら無理をしない
痛いだけの行為を続ける事は出来ません。Mも痛いだけではありません(しつこい)。
適当に言うと『痛いのは聞いてる証』という見方もありますが、その痛みが改善されないのであれば、足の裏に炎症など別の痛い原因があるかもしれません。
というか、たんなるやり過ぎの炎症の可能性もあるので、体も精神も悪化させる危険がありますというか、確実に悪化しています。
基準としては『イタ気持ちいい』位がベスト。
刺激が強すぎる場合は、手すりにつかまったり、椅子に腰かけた状態で行うのが良いでしょう。
個人的には、「一人きりでやるとたまに『ウッ』っと声が出てしまうくらいの力加減がオススメ」です。
毎日、最低5分は踏み続ける
足の老廃物は日々溜まり続けていますので、毎日行わなければ効果は減少します。
とりあえず歯磨きをしながらでも、テレビを見ながらでも構いませんので、毎日続ける事が必要です。
ただ不妊の方が子宮内膜を鍛えるのであれば、毎日1時間以上踏まないと、十分な効果は期待できないようです。
時間の上限は、無理をしない範囲であれば特にありません。
時間帯は、体の活動準備を整えるために朝行うか、あるいはぐっすり寝るために夜に行うのが効果的です。
旦那が一日中歩いているような営業マンなら旦那のほうが死ぬほど足がつかれているので、「青竹のやり過ぎで足いてーよ」と漏らしても帰ってくるのは冷えた反応なのでご注意を。
土踏まずを重点的に
クッションの役割をする土踏まずは疲労が溜まりやすい部分です。
ギューッと押し付けるような感じで、重点的に刺激をしてください。
続ける事で偏平足気味の足にも、綺麗なアーチが戻ってくるでしょう。
目安としては、土踏まずが6割、それ以外を4割。
ただ体調によって重視する場所が変わってきますので、痛い場所があればそこを重点的に刺激することも間違いではありません。
健康は足から作られる
足は第2の心臓ともいわれる大事な場所。足の健康なくしては体の健康は望めません。
面倒なテクニックも難しい知識も必要ない。ただふみふみするだけで健康につながるお手軽さが、青竹踏みの最大の魅力。
特に歩く機会の減っている人にこそ、青竹踏みで足の健康を見直してみてはいかがですか。
都会に住んでいるなら近場の竹林はおそらく小学校のジメジメした例のあのあたりの一画にあるので、見つからないようにどうぞ(自己責任)。
ではでは。