足がむく原因とはどんなことなのでしょうか
足がむくむ原因として一番多いものは、老廃物が滞っていることです。
むくみはリンパ液の滞りによっておこります。
通常は、老廃物はリンパ液を通って体中をめぐりますが、筋肉の力が衰えると送り出す力がなくなり、その結果上へ戻すことができずに、下にたまってしまうのです。
また、冷えることもむくむ原因になります。
エアコンの効いた室内ではすぐに冷えてしまいます。
冷えている状態が続くと、血流が悪くなり、水分がたまってしまいます。
また、むくんだ状態のままでいると筋肉が固くなり、より血流が悪くなって悪循環になります。
この状態が続くと、脂肪が燃焼しにくく、皮下脂肪がたまりやすい体質になるため、より下半身が太って見えるようになります。
生活習慣の乱れも、むくんでしまう原因となります。
とくに食生活はとても大切で、塩分や糖分の多い食事が続いていたり、水分が多すぎたり、少なすぎたりすることでも体内の水分調節がうまくできずに、むくんでしまいます。
飲みすぎも自律神経のはたらきを鈍らせてしまうため、厳禁です。
3食しっかりと栄養のバランスのある食事をとり、日をまたぐ前にしっかりと睡眠に入ることも大切です。
また、ストレスのない生活を心がけることも大切です.。
足がむくみやすい体質や生活について
足が浮腫みやすい人は、体質の場合もありますが、そのような生活をしていることが原因のことが多いです。
たとえば、一日中立ち仕事をしていたり、座りっぱなしの仕事をしている人です。
立ちっぱなしだとどうしても水分が下に滞ってしまい、座りっぱなしだと歩いたり運動したりしないために、筋肉が動かず水分を上へと戻すことができなくなります。
また、忙しいあまりにお風呂をはらずにシャワーだけですませてしまう人も、むくみの原因となります。
お風呂に入ると、リラックスをすることと、体があたたまることでリンパの流れがスムーズになります。
シャワーだけでは、体の体温を上げることができなかったり、リラックスすることができないので、どうしてもむくんでしまいます。
塩辛い味付けを好む場合にも、浮腫みやすくなります。
塩分の多い食事をしていると、体内の水分のバランスがくずれやすくなります。
野菜や果実をとるのが少ない人も、水分をとらないためにむくんでしまいます。
くるぶしから指3本分上の部分を指でぎゅっと抑えたあと、白っぽくなったり、押したまま戻ってこない場合には体がむくんでいる状態といえます。
指先が常に冷たかったり、肩こりの人はむくんでいる場合が多いです.。
足のむくみを簡単に取る方法について
簡単に足のむくみを取る方法にはいくつかあります。
ひとつめは、食事によるものです。
塩分を取りすぎることでむくんでしまいますが、排出することで抑えることができます。
塩分を排出するのに役立つものはカリウムと呼ばれるものです。
カリウムはさつまいもやじゃがいもなどのイモ類や、キノコ類に多く含まれています。
これらを摂取することで解消しやすくなります.。
つぎに大切なのはマッサージです。
とくにお風呂に入っているときや、ふろ上がりにふくらはぎを中心にマッサージをすることで、解消することができます。
基本的には、かかとから太もものほうへむかって押し上げるようにふくらはぎをマッサージをします。
そのほかにも、脚にあるいくつかのツボを気持ちいい程度に押すことでもリンパの流れをスムーズにすることができます。
とくにウォーキングをしたあとに、ストレッチやマッサージをすることで、より効果的にむくまないようにすることができます.。
そのほかには、簡単にできるものとしては、カリウムのたくさん含まれているサプリを摂取したり、専用の靴下を履くことです。
また、寝るときに脚の下にまくらや座布団などを敷いて、少し高くすることでも簡単に効果が得られます。