胃が痛い、そんな時に押す足裏のツボ
日ごろのストレスや飲み会などの暴飲暴食で突然胃が痛むことがあります。
中々すぐに病院に行くわけにも行かず、胃薬を飲んでやり過ごす、そんな時に役に立つのがツボ押しです。
足裏には反射区があり、胃に対応する場所をマッサージすると痛みが和らぐ場合があります。
左右どちらも親指側の土踏まずの上あたり。
一番膨らんでいる親指の付け根の下にツボがあります。
ここを息をゆっくり吐きながら、親指やツボ押しでマッサージしてください。
また、右足の土踏まず中央には肝臓のツボがありますので、飲みすぎた時にはそちらも忘れずにマッサージしてください。
ツボを押すことで、対応する臓器の不調を整えることが出来ます。
それでも痛みが治まらない場合、背中の中央部、胃の入り口の裏側をゴルフボールなど固いもので押してやるとより効果があります。
痛みが治まったとしても、その場限りでなく、病院にかかることも忘れないようにしてください。
十二指腸潰瘍や慢性胃炎、逆流性食道炎など、早期発見早期治療が大切です。
初期であれば投薬治療で治ることがほとんどですので、怖がらずに診察を受けてください。
ストレスの多い現代だからこそ、自分の体を良く知り、健康に過ごせるよう気をつけましょう.。
便秘かなと思ったら、足裏を押してみよう。
反射区を活用
女性が多く悩まされるのが便秘です。
特に月経前後には便通が不安定になりがちですので、足ツボのマッサージでお腹の調子を整えましょう。
腸の反射区は両足裏の土踏まずより下に密集しています。
特に内側に多いので、そこを重点的にマッサージしていきます。
握りこぶしの間接やツボ押しでしっかりと息を吐きながら押していってください。
併せて腹部の臍周辺を大きくのの字を描くようにマッサージします。
毎日欠かさずに実行していけば、徐々にお腹の調子も良くなっていくでしょう。
また、月経痛のツボははかかとの一番膨らんでいるところになりますので、こちらも併せて押しましょう。
それでも痛みが治まらない場合は、足の脛の外側、くるぶしから指三本分程度上も月経痛のツボですので、ゆっくり刺激してください。
マッサージを行うことで血行も良くなり、便秘や月経痛以外にも女性の大敵である冷えにも効果的かと思われます。
入浴中や寝る前など、リラックスしながら継続してください。
香りの良い入浴剤や、就寝前でしたらラベンダーなどのお香やアロマを焚いても良いでしょう。
下剤などの薬になるべく頼らず、食物繊維を多くとり、適度な運動と上記のマッサージで快適な腸内環境を整えましょう.。
眼精疲労や頭痛に対応する足裏の反射区
眼精疲労やそれによる頭痛は、現代人にとって避けては通れない不調です。
仕事ではパソコンの画面を長時間見ていますし、それ以外にもスマートフォンやタブレット、テレビなど、目は常に働いています。
目が疲れれば、それに伴って首や肩が凝り、頭痛を引き起こすこともあります。
そんな不調に対応する足裏の反射区があります。
両足の親指と、足の人差し指と中指それぞれの付け根です。
頭に対応している親指は、裏側の中央を指やツボ押しで息を吐きながら押してください。
また、親指の両サイドを指で挟むように押すことも効果的です。
親指の付け根は首に対応しているので、首凝りが気になる方は是非押しておいてください。
また、目に対応するのが人差し指と中指それぞれの付け根です。
小さいツボですが、非常に痛く感じる方の多いツボです。
こちらもゆっくり息を吐きながら、両足それぞれを押してください。
ツボ押し以外では、眼精疲労にはビタミンAが有効とされています。
他にも瞼を閉じて眼球を動かす運動や、暖かい蒸しタオルでのホットマスクも血行を良くするために効果的です。
仕事や勉強で画面を見ないわけにはいかないですから、なるべく気をつかい、疲れないよう、疲れを解消するように目と付き合っていきましょう。